ブレイブリーセカンド攻略サイト

批評(レビュー)

はじめに

このレビューと評価は、まだブレイブリーセカンドをプレーしたことがない方のために、ゲームの概要と個人的な批評を紹介したものです。

購入の参考になさる方は、人によって違った楽しみ方、違った評価があることを理解した上で、お読みください。

批評(レビュー)

前作のブレイブリーデフォルトは、全盛期のファイナルファンタジーを彷彿(ほうふつ)させる世界観で、ジョブとアビリティーを組み合わせる育成も評価が高く、ターンの蓄積が可能なバトルも新鮮味がありました。その他にも、温かみのある町並み、未来のことが書かれた手帳、Revo氏の音楽など、細部にまでこだわった作りは完成度が高かったです。後半のストーリー展開に批判が出ましたが、正直、そこくらいしか文句をつけるところありません。

ブレイブリーセカンドでは、育成面がさらにパワーアップしました。一人で武器を4本装備したり、魔法の効果を変化させたり、HPなどを数ターン前の状態に戻すなど、RPGの常識を破るアイデアの数々です。しかも、ゲームバランスが崩壊しないように調整されていますし、特定のアビリティが必須となるような難易度でもありません。魔法が好きな方、通常攻撃が好きな方、反撃が好きな方、ダメージの無効化が好きな方、それぞれが自分の好みに合わせて育成できます。

前作では平面の階層でしかなかったダンジョンは、今作では立体的な構造になっています。ギミック(仕掛け)も立体的になっているなど、前作からのパワーアップを感じます。

機能面では、シリーズ3作目(1本は完全版)にして、RPG史上最上位と言えます。3つの難易度、バトルの高速化、エンカウント率の調整、自由にセッティングできるオートバトル、ジョブや装備のセット登録、ヘルプ機能、イベントスキップ、イベントビューワーなど、これほどやり込みと遊びやすさに配慮した作品は珍しいです。

前作の後半部分のストーリーが批判を受けましたが、今作にも批判を受けそうな部分が中盤と最期の2ヶ所あります。この2ヶ所以外は悪くないので、バッドエンドと感じた方は、諦めるくらいならネタバレ覚悟で「4章の後で困ったら」をご覧になり、何とか最期までプレイしてみてください。

そのストーリー以上に問題なのが、シナリオです。独特なノリ、センスのない台詞、緊迫感のないテントの会話、メインシナリオとサブシナリオの時間的矛盾など、問題を挙げたら切りがありません。不正確な情報かも知れませんが、前作のシナリオライターが辞めて、プロデューサーら数人で作ったそうです。表に出せない事情があったんでしょうが、ファンはがっかりしています。

楽曲も、Linked HorizonのRevo氏からsupercellのryo氏に代わりました。体験版の段階で危惧はしていたのですが、明らかに前作よりスケールダウンしています。テンポが良いだけで、心に残りません。これは、ryo氏の楽曲が悪いというよりも、Revo氏の楽曲が良かったのでしょう。

総合的には今回も良い作品ですが、シナリオが評価を下げる原因となりそうです。育成とバトルを重視する方なら、今回も素晴らしい作品と評価するでしょうが、ストーリーやシナリオを重視する方なら、少なからずマイナス評価を下すと思います。

- おすすめ度 -
★★★★☆


Bravely Secondの攻略内容

前作のストーリー

ブレイブリーセカンドの特徴

批評(レビュー)

ジョブ能力一覧

ジョブ等の入手時期

バーターサブシナリオの選択

各章のおすすめ育成

おすすめパーティ

おすすめジョブとアビリティ

装備の組み合わせ

レベル上げ

召喚魔法・ねこ技・悪魔召喚

システム解説

小技・裏技集

4章の後で困ったら

ストーリーのネタバレ解説

スクエニへの提言